花嫁さまへ

Bride

花嫁さまからよくあるご質問

和装婚礼には憧れるけれど、分からないことがたくさんあってちょっと不安。ふたりにとって最高の結婚式にするために、
もっと色々なことを知っておきたい。このコーナーでは、誰に聞いたらいいのかわからない疑問・質問にズバリお答えします。

準備編

かつらが似合うか心配。重そうなのも気になります。
かつら合わせを入念にすれば大丈夫。サイズを計り、その人の顔立ちや雰囲気に合わせて鬢、髱を調整したり結い直したりしてくれるので、必ず似合います。最近ではイージーオーダーで重さも気にならないという美しさと機能性を兼ね備えたかつらも登場、これなら花嫁には一挙両得ですね。かつら合わせの時は、メイクをきちんとして、きものを着ている姿を想像するなど、イメージを描いて望むことも大切です。
メイクは必ず白塗りでなければいけないの?
最近では真っ白に塗るという事はほとんどありませんが、衣装とのバランスを考えると、やはりある程度白めに仕上げたほうが顔が引き立ちます。ただしそれも白いというよりは、洋服のときより明るめという程度。昔と比べると、今はほとんどナチュラルメイクと言ってもよいでしょう。口紅は朱色などの赤系で。パールが入ったものやブラウン系のものは似合いません。あなたの肌を健康的に美しく見せる色が必ずあるので、美容師さんに相談しましょう。花嫁にふさわしい気品と初々しさを表現するには、全体にトーンを明るめに仕上げるのがポイントです。
きものは着てみたいけど苦しくない?
きものは上手に着付けをしてもらうと、思いのほか楽なもの。あらかじめタオルやコットンをまいてヒップやウエストの差をなくし、きものが似合う体型に補正してから支度をするので、誰にでも着こなせます。苦しくならないように着付けてもらうコツは、息を吐いているタイミングで帯を結んでもらうこと。少しでも苦しいと感じたら遠慮せずに伝えましょう。結婚式は長丁場ですから、我慢は禁物です。
式からお色直しまで衣装チェンジのバリエーションを教えて
たとえば式を白無垢で挙げたら、披露宴では色打掛け、お色直しにドレスというのはいかがでしょう。挙式に色打掛けを着るなら、披露宴でドレス、お色直しに振り袖というのもイメージが変わっていいものです。また、式はウェディングドレスで挙げて、和装は披露宴でという人は、白無垢や色打掛けにトライしてみるのもいいでしょう。基本的には和装と洋装を組み合わせたどんな衣装パターンもできますが、所要時間などの関係から難しい場合もあるので、式場・美容室とよく相談してから決めましょう。
紋服の選び方と上手な着方のポイントは?
花婿の装いは、花嫁の衣装に合わせることが大切です。花嫁が白無垢や色打掛けなら、黒や家の紋付き袴がふさわしいでしょう。最近では紋服もカラーバリエーションが豊富なので、花嫁と同系色で統一するのもいいでしょう。男性の和装は、あごを締めて胸を張り、毅然としていれば素敵に見えます。紋服は日本人男性の凛々しさを引き立たせる第一礼装。この機会に日本男児を実感してみるのもいいですね。
当日までに自分で準備しておくものは?
きものはレンタルできても、肌着類はセットされていないので注意が必要です。花嫁の場合は、肌襦袢と裾よけ、補正用綿花もしくはタオル、足袋を用意します。式場や貸衣装店によっては、腰紐や伊達巻、帯板なども持参の場合があります。新郎に必要なのは、襦袢もしくはUネックのシャツ、足袋、ステテコなど。着付けをしてくれる美容室や貸衣装店で教えてくれますので、早めに確認して買い揃えておくとよいでしょう。
顔剃りはするべき?
顔や衿足のうぶ毛は、和装では特に目立ちます。きれいに見せるためにも、きちんと処理しておきたいもの。また、きものは衿を抜くので、背中も剃っておきましょう。理容室で剃ってもらうか、あるいはうぶ毛処理がセットされているブライダルエステを利用するのも一案。剃刀負けの心配もあるので、一週間ほど前に済ませておくのが無難です。

当日編

準備万端整ったら、いよいよ挙式です。主役は、なんといっても花嫁。できる限り優雅に美しくありたいものです。
美しい花嫁姿は、新郎や家族ばかりでなく参列者全員に、あなたの幸せを伝えてくれるのですから。
式場にはどのくらい時間をみて入るべき?
着付けは、メイクやかつらをつけるのも含めて2時間近くかかるので、花嫁は挙式の2時間半前には式場に入っているようにします。新郎は新婦ほど着付けに時間はかかりませんが、仲人や司会者、受付係との打ち合わせがあるので、挙式の1時間前には到着しておきたいもの。一度式場に入ってしまうと、新郎新婦はなかなかゆっくり食事ができないので、当日の朝は慌ただしくても必ず朝食をとっておきましょう。
着付けの全体の流れを知っておきたい
最初にメイクをしてから、かつらを被り、最後にきものを着ます。流れは次のとおりです。
①足袋をはき、裾よけ・肌襦袢を着たら、綿花やタオルで肩や胸、ウエスト、ヒップなどを補正していく。
②長襦袢を着て胸元を整え、腰紐・伊達巻を巻いて基礎をつくる。
③掛け下を着て、裾の引き加減を見ながら左右均等になるように腰紐・伊達巻をする。掛け下帯を結び文庫に整え、帯の下線に添わせて抱え帯を結ぶ。
④筥迫、懐剣を入れ、打掛けをかけて、ウエストの位置で着物ベルトを留めたら、末広を持って完成。
介添えさんて何をしてくれるの?
着付けが済んだところからふたりが式場を出ていくところまで、終始細かな世話をしてくれるのが介添えさん。式や披露宴がスムーズに行えるよう、常に新郎新婦のそばに立って誘導してくれます。また、花嫁衣裳を着た後のトイレも、介添えさんに言えばトイレに行きやすいように衣装を整えてくれます。
慣れない花嫁衣装での立ち居振る舞いが心配
ほとんどのことは介添えさんの指示に従えば心配ありませんが、参列者は花嫁の一挙一動に注目しています。いつカメラを向けられてもいいように、常に優雅に振る舞いたいものです。

花嫁衣装での立ち居振る舞いガイド

おじぎの仕方

おじぎの仕方01

頭を下げるのではなく、首から首筋をまっすぐ伸ばしたまま腰を少し曲げて会釈します。かつらを被っていると頭だけでおじぎをしがちですが、これは見た目にも美しくないので注意して。

座り方02

介添えさんが後方から椅子をすすめてくれるので、脚の裏側で受け止めたら、両手で打掛を引いてゆっくりと浅く腰を下ろします。座ったら姿勢を正し、意識的に軽くあごを引いておくといいでしょう。

歩き方

歩き方03

花嫁の場合、基本的には介添えさんに誘導され、媒酌人婦人に手を取ってもらい歩きます。このとき、媒酌人婦人より先を歩かないように。歩く時は、右手で打掛けの褄を持ち、外股にならないよう気をつけて。歩幅を小さくして内股にしずしずと歩きましょう。目線はやや伏し目がちに。

末広の持ち方

末広の持ち方04

肘を体につけ、手を自然に前に出して、左手の親指とひとさし指の先で末広の先5cmぐらいのところを持ちます。右手は4本の指を添え、親指との間に要をはさんで、やや高めに持ちます。

一生の思い出だからきれいな写真を残したい
カメラを向けられたら、あごを軽く引き、背筋を伸ばしましょう。手の置き場所や足の揃え方にも気を付けて。表情は、歯を見せずに微笑む程度が一番美しく見えます。最近は「前撮り」をする人も増えています。前撮りは式とは別の日にゆっくり時間をかけて撮影するというもの。当日と違ってリラックスした表情の写真が残せるはずです。式ではドレスしか着ないという人は、前撮りで和装の写真を残してはいかがでしょうか。